
NET-USB-E45(製品情報)
Entrega Technologies
購入価格:3,880円
ネットワークアダプターといえば、PCIバスかPCカードスロットにセットするのが定石ですが、最近はUSBポートにつなぐアダプターをちらほら見かけます。確かにUSBは最大12Mbpsのデータ転送能力を持っているから、10Mbpsのイーサネット(10Base-T)なら十分な速度を実現できるはず。でも、あくまで理論上の話であって、実際にどれだけのパフォーマンスが出るかは別の問題。僕自身も興味はありながら、購入には踏み切れないでいました。
ところが先日、秋葉原のTWOTOP1号店の特価品コーナーで3,880円のUSBイーサネットアダプターを発見。Entrega Technologies社の「NET-USB-E45」という製品です。さっそく購入し、パフォーマンスを測定してみました。
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| コントロールパネルのネットワーク。Coregaで始まるのはPCカード、Entregaで始まるのが今回のUSBアダプター。 |
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| スロットに空きがないときは、タワー型に使ってもいい。 |
さて、USBネットワークアダプターの実力です。結論を先に言うと、PCカードに比べるとやや速度が劣るものの、十分に実用的に使えるだけのスピードが出ています。
下の表は37.6MBと24.4MBのファイルを転送するのに要する時間。USBはPCカードの約1.5倍の時間がかかり、転送レートで言えば約35%遅いことになります。
とはいえ、24.4MBのファイルでも約50秒でダウンロードが終わります。これほど大きなデータを転送することは、家庭内LANにおいてそうしばしばあることではないでしょう。遅さに我慢できないというレベルではありません。また、ダイヤルアップルーターなどを通してインターネットに接続するという用途なら、十分すぎるほどの能力です。
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データ転送に要する時間
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実効データ転送レート
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| テストに用いたのはLet's note mini(CF-M32)。比較に用いたPCカードはcorega Ether PCC-T(コレガ)。Celeron・300MHzのWindows98マシンとの間で、ファイルのダウンロード・アップロードのそれぞれに要する時間を計測した。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
難点があるとすれば、今回購入したNET-USB-E45はサイズが大きいところ。デスクトップの裏側にぶら下げておく分にはいいけれど、携帯ノートといっしょに持ち歩くのはちょっと敬遠したい。ネットワーク機器を扱っている店に行けば、他にもたくさんのUSBネットワークアダプターがあるので、サイズが小さいやつを探してみるといいでしょう。
また、USBの仕様上の制限から、これ以上の高速化を求めることはできません。100Base-TXのような高速ネットワークをUSBで実現するのは、次世代のUSB2.0が登場するまで無理。でも、スピードよりも手軽さを重視するなら、USBのネットワークアダプターはぜったいにおすすめです。
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| 左がPCカードを使った場合、右が今回のUSBアダプターをつないだところ。サイズが大きく、携帯には不向きかも。スマートさではPCカードがリードしてますね。 | |