パソコンを組み立てを写真入りで紹介します。いくつかのポイントをおさえておけば、けっして難しい作業ではありません。
ここで紹介するのはあくまで例の一つであり、パーツによっては細かな接続方法や設定方法が異なることがあります。組み立ての大まかな流れを理解するために利用してください。実際の組み立てにあたっては、経験者や販売店のアドバイスを受けるか、僕が書いた本『かんたん図解・自作パソコン入門』を参考にしてください(笑)。
このページも充実を図っていきますが、今すぐにという方は書店で本を見てみていただけますでしょうか。もっと詳しいところまでフォローしてます。
自作パソコンがうまく動かない原因のほとんどが、不適切な設定やケーブルの逆差しなど、組み立て段階でのケアレスミスです。パーツの故障が原因となることはほとんどありません(相性の悪さや仕様外の組み合わせはのぞいて)。
ですから、組み立てにあたっては次のポイントに注意してください。この点を守るだけで失敗をぐんと減らせます。
作業の順番は、下の写真通りでなくてもかまいません。最終的に接続されるべきものがすべて正しく接続されていれば大丈夫です。ケースの種類によっては順序を入れ替えた方が楽にできることもあります。
CPUの動作電圧や動作倍率、ベースクロックなどを設定します。マニュアルの記述に従い、マザーボード上のジャンパースイッチを切り替えてください。この設定が誤っていると、正しく動作しないだけでなく、CPUなどのパーツが破壊される可能性もあります。
バルク品の場合、CPUには冷却ファンが付いていません。別途購入した冷却ファンをCPUしっかりと固定します。この時に、CPUのコア部分へシリコングリスなどを塗布しておくと、冷却効率がアップします。なお、リテール品では最初から冷却ファンが取り付けられています。
スロットにCPUをセットします。CPUがしっかりとロックされるまで押し込んでください。マザーボードによっては意外に大きな力が必要になることがあります。もちろん方向が正しいことを事前に確認しておくこと。
冷却ファンの電源ケーブルをマザーボードのコネクターに接続します。これを忘れると、冷却ファンが回転せず、CPUが熱暴走する原因になります。
メモリーモジュールをソケットにセットします。複数のソケットがありますが、番号の若いソケットから順番に装着していきます。白いレバーでメモリーモジュールがしっかり固定されたことをチェックしましょう。
ケースのカバーを開けます。金属製のケースのフチが切りっぱなしになっていると、そこで手を切る可能性があります。特に安価なケースは作りが雑なので、ケガをしないように注意してください。
ケースからマザーボードを固定する金属板を取り出します。取り出し方はケースによって異なります。
金属板にスペーサーを取り付けます。マザーボードと金属板を密着させるとショートする可能性があるので、必ずスペーサーを取り付けるようにしてください。スペーサーは通常ケースに付属しています。
ケースにコネクターカバーをセットします。ケースによっては複数のカバーが付属することがあるので、マザーボードに合ったカバーを選びます。
金属板にマザーボードを固定します。ぐらつかないように、最低でも6カ所はネジ留めしておいた方がいいでしょう。また、取り付ける方向にも注意してください。
金属板にケースへと格納します。マザーボードがしっかり固定されたことを確認し、金属板を元の位置に戻します。ケースは寝かせたままにしておいた方が作業しやすいでしょう。