自作パソコンの材料


 パソコンの自作に必要となるパーツをまとめてみます。自作パソコンの難しさは、実際に組み立てる作業ではなく、適切なパーツを選ぶところにあります。たとえば、CPUのPentiumIIIを使うにはSlot1のマザーボードが必要ですし、メモリーはPC100仕様を選ばなければなりません。仕様が合わないパーツを組み合わせないように注意します。
 また、理論的には正しい組み合わせであっても、実際にはうまく動作しないケースがあります。特定の組み合わせでは動作に障害が出ることを「パーツの相性が悪い」と言います。相性が悪い理由としては、電気的な特性によるもの、デバイスドライバーのバグによるものなどがあり、製品の仕様書を見ただけでは判断することができません。販売店や他のユーザーの情報に頼ることになります。

自作パソコンを構成するパーツ

 自作パソコンに必要となるパーツは次の通り。もちろん、すべて新規に買い揃える必要はありません。
 すでにパソコンを使っているなら、そのキーボードやマウスをそのまま使うことができます。メモリーやハードディスクドライブ、CD-ROMドライブを取り外して、自作パソコンに組み込むこともできないではありません。ただ、メモリーなどを流用する場合、マザーボードなどの仕様に適合するかどうかをあらかじめ確認しておく必要があります。
 当然のことですが、モニターやスピーカー、マイク、モデム、プリンターなども実際に使う上では必須でしょう。省略してますけど。
 各パーツのチェックポイントは、写真かパーツ名をクリックしてください。現在はCPUしかできていませんが、近日中に他の項目も作成します。

CPU
パソコンのすべての処理を制御するパーツ。何を選ぶかで性能がほぼ決まります。
マザーボード
CPUやメモリー、拡張カードなどを装着する大きな基盤。性能や安定度に影響を与えます。
CPUの写真 マザーボードの写真
ケース
デザインだけじゃなく、拡張性や作りの良し悪しにも注目しましょう。
メモリー
プログラムの作業領域。CPUがいくら高速でもメモリーが不十分では性能が低下します。
ケースの写真 メモリーの写真
ハードディスクドライブ(HDD)
データやプログラムを記録します。年々大容量化が進み、今は10GB前後が主流です。
CD-ROMドライブ
読み取り速度が確認点。代わりにDVD-ROMドライブやCD-Rドライブを使うという選択も。
ハードディスクドライブの写真 CD-ROMドライブの写真
フロッピーディスクドライブ(FDD)
とりあえずつけておけば大丈夫というレベル。製品ごとの差はほとんどありません。
ビデオカード
自作パソコンは画面表示を拡張カードで実現します。製品ごとに機能と速度に大きな差が。
フロッピーディスクドライブの写真 ビデオカードの写真
サウンドカード
とにかく音が出るという低価格製品から、付加機能いっぱいの製品まで。
OS
パソコンはソフトなければタダの箱。いろんなOSがありますが、初心者ならWindows98が無難。
サウンドカードの写真 OSパッケージの写真
キーボード
自作ブームでキーボードの選択肢も広がっています。サイズ、デザイン、付加機能など。
マウス
これから買うならホイール付きがおすすめ。
キーボードの写真 マウスの写真

組み合わせによっては必要になるパーツ

 基本的には上記のパーツだけでOKですが、組み合わせによっては次のようなパーツを別に準備しなければならないこともあります。

フラットケーブル
FDDやHDDを接続するケーブル。通常はマザーボードに付属していますが、数が足りなくなることがあります。
ネジ
ネジはケースに付属するケースが多いようですが、内蔵機器が多い場合などは数が足りなくなることがあります。
フラットケーブルの写真 ネジの写真
CPU冷却ファン
リテール品のCPUは冷却ファンを装着した状態で販売されていますが、バルク品は別に用意する必要があります。
オーディオケーブル
サウンドカードとCD-ROMドライブを接続します。パソコンで音楽CDを聞くのに必要です。一部のCD-ROMドライブには付属しています。
CPU冷却ファンの写真 オーディオケーブルの写真


このページの写真は『かんたん図解・自作パソコン入門』(技術評論社)で使用した写真です。技術評論社さん、そしてフォトグラファーの広路和夫さん、ウェブページでの利用を認めていただきましてありがとうございます。


 
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