「危ないです」は正しいです。変な日本語ではないです。
《2009年10月24日》 《カテゴリー:雑記》
「危ないです」「大きいです」は間違った日本語である。
だから、使うべきではない。
という話がしばしばでてきます。
先日もブログでこの話題を見かけたので、
思うところを書いてみます。
http://type99.net/2009/10/curious-japanese.html
国語の教科書において、
「です」は体言や体言相当の語句、一部助詞に付くとあり、
形容詞にくっつけるのは間違いだと書いてあります。
しかし、国語の教科書にある文法は、
「学校文法」と呼ばれ、
けっして唯一の正しい文法ではありません。
言語学では多くの文法が提案されていて、
たとえば、形容動詞という品詞を認めない立場もあります。
学校文法の教科書を持ち出して、
「それは間違った日本語だ」というのはどうかと思います。
言語というのは物理学みたいにきれいな法則はなく、
なぜか動詞に「ます」が付くように、
形容詞に丁寧を表す接尾辞が存在しませんでした。
上のブログでも「危ないですね」ではなく、
「危のうございます」が正しいと書かれていますが、
話し言葉ならともかく書き言葉では違和感がある。
日本語の欠陥の一つであり、
それを解決するために、
形容詞に「です」を付けよう考えは自然だと思います。
日本語の穴を埋める正常な進化と言っていいかもしれません。
仕事の原稿で「ですます体」を指定されたとき、
形容詞+「です」を認めないと言われると、
形容詞で終わる文を使えなくなってしまうのです。
いちいち言い換えを考える必要があり、
つまらないところで時間を食ってしまいます。
「今後はドル安が進む可能性が高い」を、
「ですます体」に書き換えるとき、
他にどういう方法があるでしょうか。
「今後はドル安が進むでしょう」だと天気予報みたい。
「今後はドル安が進む可能性が高うございます」ですか?。
ライターとして仕事をしていると、
書き言葉としての「ですます体」は、
まだまだ未熟で発展途上だと感じます。
文のほとんどが「です」「ます」で終わるので単調になりがちですし。
で、
最初の問題に戻ると、
学校文法を書き換えてくれるのが一番です、自分にとっては。
「です」は形容詞にも付くって。
「です」は「だ」の丁寧形ではなく、
まったく別の助動詞である。
そうすれば「文法的におかしい」と言う人もいなくなるし、
仕事で余計なストレスを感じることも少なくなります(笑)
投稿者 yasu : 2009年10月24日 11:13
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