Windows VistaはDVDのパケットライトに標準対応。ソフト追加は必要ない。Mt.Rainierサポートは見送り
《2007年1月11日》 《カテゴリー:Windows》
PCfanという雑誌で毎号、用語辞典を担当しているのですが、
次号のテーマが「光ディスク」。
編集部から送られてきた用語リストの案の中に、
「Mt.Rainier」という言葉が入っていました。
はたしてMt.Rainierはどうなったのか?
Mt.Rainierとはパケットライトの規格であり、
どのドライブでも同じ手順で書き込めることを目標にしています。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://e-words.jp/w/Mt2ERainier.html
ちらほらとMt.Rainier対応のドライブも見かけますが、
OSでサポートしてくれなければ何のメリットもない。
現状ではMt.Rainierのパケットライトソフトウェアを組み込む必要があり、
これでは従来のパケットライトソフトウェアを使う方法と違いはない。
このMt.Rainierは次期Windows(つまりWindows Vista)でサポートされる、
という話だったのですが、
Windows Vistaのドキュメントを見てもまったく記述がない。
マイクロソフトのナレッジベースを検索しても情報が見つからない。
どうなったんだろう?とプレクスターに聞いてみました。
答えを要約すると「Windows VistaはMt.Rainierをサポートしない」とのこと。
初期段階ではマイクロソフトもサポート予定と言っていたようですが、
アルファでもベータでもRCでも実装されることはありませんでした。
その理由はプレクスターでも「分からない」とのことです。
今度、機会があったらマイクロソフトにじっくり聞いてみたいところです。
しかし、Mt.Rainierはサポートしていなくても、
Windows Vistaは標準でDVDのパケットライトをサポートしています。
XPではDVD-RAMをFAT32でフォーマットすれば書き込みもできるという、
限定的なサポートにとどまっていましたが、
VistaではUDFでのフォーマットとライティングの機能を標準で備えています。
XPではIMAPI(Image Mastering API)を実装していましたが、
Vistaではこれを拡張したIMAPI2を実装しています。
(UDFについてはこちらhttp://ja.wikipedia.org/wiki/UDFをどうぞ)
Vistaでの大きな進歩だと思うのですが、
なぜかあまり取り上げられることはありません。
パケットライトを利用するユーザーは少ないのでしょうか?
で、実際に試してみたのですが、
使い方はごく簡単です。
空のDVD-RWなどをセットして、ドライブアイコンを右クリック。
「フォーマット」を選択すればUDFでのフォーマットができます。
また、右クリックメニューには「このディスクを消去する」というメニューも。
フォーマットが完了すれば、
フロッピーにファイルをコピーするのと同じように、
ドラッグ&ドロップでDVDに書き込みができます。
ディスクをイジェクトするときは自動的にセッションがクローズされ、
他のドライブでの読み込みも可能です。
XPはUDFのライティングには未対応でもUDFの読み込みはできるので、
Vis taで書いたパケットライトのディスクをそのまま読み込めます。

OSでパケットライトを標準サポートしたことから、
DVDをバックアップ媒体として使うのも簡単になりそうです。
ただ、ベリファイは有効にできるのか?
まだ細かいところは検証していないので、
分かったことがあればまたここで紹介したいと思います。
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