Cドライブ以外ではシャドウコピー(以前のバージョン)が有効にならない? これがWindowsVistaの仕様なのか??
《2006年12月25日》 《カテゴリー:Windows》
WindowsVistaの新機能の一つに、
以前のバージョンというものがあります。
定期的にディスクの状態をバックアップして、
フォルダやドライブを右クリックして「以前のバージョン」を選ぶと、
以前の状態を復元できるというもの。
XPではシステムファイルを復旧する「システムの復元」がありましたが、
WindowsVistaではこれがデータファイルにも有効になります。
ただし、HomeBasicやHomePremiumには搭載されていません。
BusinessとUltimateだけで使える機能です。
さて、うちのマシンはEドライブに「ドキュメント」フォルダを作成し、
そこにデータファイルをまとめているのですが、
ドキュメントフォルダのプロパティ画面から「以前のバージョン」を選んでも、
「利用可能な以前のバージョンはありません」と表示されます。
Cドライブのフォルダなら復元ポイントのリストが表示されるのに、
DドライブやEドライブでは復元ポイントが作成されていないようです。

「システムのプロパティ」を開いて、「システムの保護」タブをクリックすると、
なんとCドライブにしかチェックがついていません。
XPではデフォルトですべてのドライブにチェックがついていたのに、
Vistaではシステムドライブしか復元ポイントを作らないようです。
DやEにもチェックをつけると「以前のバージョン」が使えるようになりました。

もしかしてXPのシステムをアップデートしたせいかとも考えましたが、
ほかのマシンにクリーンインストールした場合でも、
Cドライブにしかチェックがつきません。
Vistaの仕様である可能性が高いです。
システムドライブ以外にデータを保存している方はご注意ください。
なお、2000/XPとVistaをデュアルブートできるように設定している場合、
XPで起動するとVistaが作成した復元ポイントが削除されてしまいます。
http://www.center-left.com/blog/archives/2006/10/windows_vistaxp_2.html
これはマイクロソフトのサイトにもVistaの仕様であると明記されています。
ちなみにシステムのプロパティを開くもっとも簡単な方法は、
スタートメニューの検索ボックスに「sysdm.cpl」と入力するというもの。
以前はマイコンピュータを右クリックしてプロパティを選ぶという方法でしたが、
Vistaでは情報画面が開くだけで、
そこからさらに「システムの詳細設定」をクリックする必要があります。
また、システムのプロパティの「システムの保護」タブをいきなり開くコマンドとして、
「systempropertiesprotection」というのが用意されています。
こんなに長いとタイプミスしそうです。
投稿者 yasu : 02:17 | コメント (0) | トラックバック
全文検索用のインデックスが作成されない! 意外なところに落とし穴が
《2006年12月24日》 《カテゴリー:Windows》
年末進行の忙しさも一段落したので、
いよいよメインマシンにWindowsVistaをインストール。
これまでテストマシンで評価用にしか使っていませんでしたが、
実環境でも仕事に本格的に使ってみようと思います。
で、ぶちあたったトラブルが、
Vistaの目玉機能の一つであるインデックスを用いた全文検索が動かない。
デフォルトの設定ではインデックスが作成されるのは一部フォルダのみです。
・オフラインファイル
・スタートメニュー
・ユーザー
最後のユーザーというのはXPの「Documents and Settings」に相当するフォルダで、
マイドキュメントやデスクトップのデータもこの中に入っています。
つまり、上記のフォルダの中にあるデータならインデックス検索ができますが、
それ以外のフォルダについてはインデックスが作られません。
自分の場合、Eドライブにデータをまとめているので、
コントロールパネルの「インデックスのオプション」を開き、
そこからインデックスを作成するフォルダを追加します。

「変更」「すべての場所を表示」の順にボタンをクリック。
上のように「e:\ドキュメント」を対象に追加します。
これでしばらく放置すればインデックスが作成され、
e:\ドキュメントのファイルも検索できるようになるはず。
しかし、半日くらいたってから検索してもリストに出てこない。
「インデックスのオプション」を開いて「詳細設定」をクリックし、
インデックスを手動作成しても結果は同じ。
追加したフォルダのインデックスが作成されません。
バグか? 仕様か?
ヘルプを見ても該当する情報は見つからない。
もしかしたらファイルのアクセス権の問題かもしれないと、
e:\ドキュメントの所有権を取得してフルコントロールを与えます。
XPでフォーマットして作成したフォルダなので、
自分が完全なアクセス権を持っていなかったためです。
ところが、これでもインデックスが作成されない。
なんでだろう?
ほかにも設定項目があるんだろうか?
と考えながらEドライブのプロパティ画面を開いたところ、
インデックスのオプションがオフになっている!
XPのころは検索機能が使い物にならなかったので、
データドライブはインデックスの対象から外していたのです。

チェックボックスをオンにすると、
こんどはHDDが回り出し、インデックスの作成が始まりました。
これで一件落着。
もしXPからアップグレードしたマシンで、
インデックスの作成をオフにしていた方はご注意ください。
ちなみにこの設定はフォルダ単位でもオンオフが可能です。
フォルダの場合、プロパティ画面の「詳細設定」をクリックします。
投稿者 yasu : 18:23 | コメント (0) | トラックバック
次世代DVDは普及するのか? 高画質は本当に求められているのか?
《2006年12月 8日》 《カテゴリー:デジタルグッズ》
プレイステーション3(PS3)ではブルーレイのビデオソフトを再生できるので、
さっそくブルーレイの映画を買ってきました。
「MI3(ミッションインポシブル3)」です。
ブルーレイだけ見ていても面白くないので、
DVDの同じタイトルもレンタルしてきて見比べました。
その結果です。
確かにブルーレイはきれい。
しかし、DVDでも十分にきれい。
ちょっと離れると見分けがつかない。
どうもMI3のオーサリングがよくないようで、
せっかくの高いビットレートを生かし切れていないような気が。
アナログ放送と地デジくらいの違いがあるのかと期待していましたが、
実際はそれほどの違いを感じることはできませんでした。
近くに寄ってみるとブルーレイの方が細部まできれいに見えるものの、
2メートルも離れるとほとんど分からなくなる。
ちなみに32型の液晶テレビとHDMIでつないでいます。
テレビ側は1080pには未対応で720pで再生していました。
DVDが登場したときはテープとの違いが明確でした。
レンタルで借りてきたテープはノイズ入りまくりのことも多く、
DVDではいつでも安定して再生できるのに驚いた人もすくなくないはず。
しかもサイズは小さいですし。
池田信夫氏の『電波利権』にこういうくだりがあります。
多くの視聴者を集めて、普通のテレビの上下を切って横長にした映像と、同じ画面のHDTV映像を並べてブラインド・ テストを行うと、20インチ前後では、ほとんどの人に見分けがつかなかった。30インチを超えると、 半分ぐらいの人が見分けられるようになり、40インチぐらいの大型スクリーンになると全員がわかるようになる。(65ページ)
これは池田氏がNHKで番組制作を行っていたときの体験談で、
NHKが必死になったハイビジョンの開発をおこなっていたときの話です。
30型クラスではDVDでもまだまだ十分と感じる人も多いはず。
高いコストをはらって急いでブルーレイやHD DVDに乗り換える必要もない。
さらにDVDが普及した原動力のひとつに、
コピーガードのCSSがやぶられたことがあります。
ガードの外し方を解説した本が堂々と販売されている状態。
PCをある程度扱える人なら誰でも簡単にコピーがとれるし、
形式を変換して携帯端末で再生することもできる。
ハリウッドの映画会社が次世代DVDに期待するのも、
高画質化によって売上げのアップを図りたいという点だけではなく、
コピーされない新方式に切り替えていきたいという動機が大きいようです。
新作はブルーレイやHD DVDでしか発売しないとか、
DVDは何カ月か遅れで発売するとか、
そういった強引な策でもとらないと移行のスピードは上がらないでしょう。
日本ではレコーダーの低価格化も重要で、
10万円を切るものが出てこないと難しいはず。
2007年中にそこまで行けるのでしょうか?
投稿者 yasu : 15:03 | コメント (0) | トラックバック
ブルーレイとHD DVD。次世代DVDで生き残るのはどっち?
《カテゴリー:ニュース》
ITmediaに面白いニュースが。
「次世代DVD戦争、ネットの評判はHD DVDに軍配」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/07/news076.html
ブログやSNSでの評価を集計したところ、
HD DVDの評価の方が高かったとか。
米国での話のようです。
国内でどうかと言えば、
どっちもやっとスタートラインに立ったところで、
実際に使っている人はごく一部のマニアしかいないのでは。
レコーダーが20万円超、ディスクも1,500円以上という現状なら、
普通の人なら手を出せないはず。
で、どっちがいいかと言えば、
やはりブルーレイでしょう。
将来的な大容量化の道も見えているし、
すでにPC用のドライブも出ている。
現時点でも2層ディスクを使った場合、
HD DVDでは1枚に3時間しかデジタル放送を録画できないところが、
ブルーレイなら4時間録画できる。
ネットでブルーレイの評判が悪いのは、
単なるソニー嫌いのようです。
確かにPS3の発売延期やバッテリリコール問題で、
ソニーの信頼は失墜しています。
さらにブルーレイレコーダでも2層に対応することができなかった。
技術面ではDVDとの互換性を捨てて、
最新技術を取り入れたブルーレイの方が将来性があるし、
ハリウッドの映画会社の取り込みにも成功しているため、
あはりブルーレイの優位は動かないのではないかと見ています。
ディスクのピットにレーザーを当ててデータを読み出す、
現在の光ディスクはこの世代で打ち止め。
次はホログラフィック記録に移行しそう。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060303/114038/
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20091765,00.htm
すでに1枚300GBのディスクも製品化間近ということですが、
もしかしたらブルーレイやHD DVDをすっとばして、
ホログラフィックディスクの方が先に普及してしまったりして。
投稿者 yasu : 14:39 | コメント (2) | トラックバック
「FON」に申し込んでみた。ホットスポット(公衆無線LAN)に将来はあるのか?
《2006年12月 6日》 《カテゴリー:デジタルグッズ》
無線LANアクセスポイントを共有しようという「FON」プロジェクト。
http://jp.fon.com/
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0604/11/news061.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/04/news054.html
5日間の期間限定で12月9日まで無料で申し込みができるとのこと。
ものは試しに申し込んでみました。
実際にやってみないと何も分からないですから。
APが来るのは14日以降のようです。
(無料とは言っても機材の送料として945円は必要。通常は1,980円+送料)
日本で「ホットスポット」という言葉がはやりはじめたのが2002年のこと。
NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、
Yahoo!の「Yahoo! BBモバイル」、MISの「Genuine」など、
いずれもこの年にサービスを始めている。
だが、それから何年もたっているのに、
日本で公衆無線LANを日常的に利用している人はまだ少ないのでは。
外回りの営業さんなどで無線LAN経由で営業レポートを送ったり、
ばりばりのモバイラーで無線LANチェッカーを持っていたり、
そういう一部でしか使われていないように思う。
まあ、出張のときなど宿泊先のホテルに無線LAN設備があるか確かめておき、
もし対応しているなら無線LANノートを持っていく、
なんて体験を持っている人は多いかもしれないが。
公衆無線LANの使い勝手が悪いのは、
あくまでスポットでしか使えないため。
携帯電話やPHSみたいに面でおおわれているわけではない。
しかも、けっして多くはないスポットが系列に分かれていて、
すべてのスポットを使うには複数の事業者と契約しないといけない。
これではダメだと、
携帯電話のように面でカバーするプロジェクトがいくつか生まれた。
最初はMISの「Genuine」だったが資金難のために頓挫。
京都の「みあこネット」
プロジェクトはIPv6の実験として始まったもので、
数百箇所のAPを設置したが、すでに大規模な実験は終了。
最近ではライブドアが東京都心部にAPを大量に設置する計画をぶちあげたが、
ライブドアがあんなふうになってしまい、
今後のサービスエリア拡大にはあまり期待できない。
みあこネットは現場で見てきたけれど、
出力の小さな無線LANのAPでは、
PHS並みのサービスエリアを実現しようとすれば、
かなりの高密度でAPを設置しないと追いつかない。
京都の中心部に集中的にAPを設置したものの、
通信可能なエリアはやはりスポットにとどまっていた。
だからといって、
あちこちにAPをたてていくのも難しい。
コストの問題もあるし、チャンネルの不足もある。
11b/gは14チャンネルあるとは言っても、
干渉なしで使えるのは3チャンネルにすぎない。
自宅前に訳の分からない公衆無線LANのAPをつくるなんて話があったら、
きっと反対するだろうな。
自分が使わないAPはノイズ源に過ぎない。
FONは自分のAPを無料で開放する代わりに、
ほかのAPも使わせてもらうというもの。
APを開放するという考え方は、
日本でもバッファローが音頭をとって始めた「フリースポット」があるが、
こちらはホテルやレストラン、商店が顧客サービスとして提供する
という色彩がつよい。
個人でフリースポットのAPを開放している人っているのかなあ?
APを開放するとは言っても無制限に使わせるわけではなく、
ユーザー認証を行っている。
無料で開放する人は他のAPも無料で使える。
自分では開放しなくてもお金を払えばAPは利用できる。
あと認証を行えばネット犯罪の踏み台に使いにくくなるだろう。
もちろん最初のユーザー登録できちんと身元確認を行うわけではないので、
完全に可能性を排除できるわけではない。
こういう形でどこまでAPを増やしていけるのか。
今後の動向に注目したいところ。
だが、スポットが増えるにしても面でカバーするのは難しいだろうなあ。
1万以上のAPがすでにあるという韓国で、
ソウルのAPがどれくらいあるか調べてみた。
下の写真はソウルの江南地区。
だいたい世田谷区くらいの範囲だろう。
「どこでもネット」を利用するにはこの10倍くらいはいりそう。
投稿者 yasu : 14:29 | コメント (0) | トラックバック
Wii速攻レポート。10分であきた。やはり自分はゲームに向いていない。
《2006年12月 2日》 《カテゴリー:雑記》
Wiiを予約していたので取りに行きました。
午後1時くらいのこと。
ビックカメラ池袋店にはすでに「Wii完売。次回入荷未定」の文字が。
しかし、3階のゲームコーナーには予約品を受け取る人の長い列。
予約していても10分くらい待ちました。
すごい人気ですね。
前の人を見ているとみんなリモコンを買っていく。
リモコン付いてないの?
自分の順番が回ってきたときに店員さんに聞いてみると、
「1つは付いてるけど、対戦するときはもう1つ必要」とのこと。
なんでも「はじめてのWii」ならリモコン+ソフトでお買い得だというので、
よく分からないけど「はじめてのWii」も買うことに。
あと、嫁さんからのリクエストの「Wiiスポーツ」も。
すると店員さん「ぬんちゃくはいかがですか」と。
ぬんちゃく??
ブルースリーの顔が思い浮かぶ。
カンフーゲームで使うのか??
ふたたび教えを乞うと、
ボクシングゲームとかに使うらしい。
だったらぬんちゃくとはちゃうやんか。
もっといいネーミングはなかったんかい。
ものは試しにとぬんちゃくもかうことに。
けっきょく1万円強の出費。
マクドナルドのポテト抱き合わせ商法と同じだな。
いらないかもしれないけど、
つい追加してしまう。
帰ってきたらさっそくテレビにつなぐ。
まずは無線LANでインターネット接続の設定。
これがなかなかつながらない。
パソコンだったらすぐなんだけどなあ。
電波が悪いのか、相性が悪いのか。
APとWiiを近付けたり、チャンネルを変えたり、
そのほか、たたいたり、ゆすったり、いのったり、
いろいろやっているうちになんとか接続に成功した。
すると「本体の更新をします」と出てくる。
さっそくファームウェアのアップデートか。
しかし、「更新しています。本体の電源を切らないでください」
の表示のまま30分以上も動かない。
これはおかしい。
マニュアルを見ても対処法は書いていない。
サポートに電話だ。
とうぜんのごとく、サポートに電話はつながらない。
発売日だもんな。
電話殺到に違いない。
こういうときハンズフリーフォンは便利。
コールしたまま置いておけばいい。
その間、レッズ対ガンバの試合を見ることにする。
こっちの方が面白い。
電話がつながったのは30分くらい後のこと。
「更新していますのまま止まってるんですけど」
「電源切ってやり直してください」
は? ファーム更新中に電源切っていいのか?
起動しなくなったらどうするんだ!
「大丈夫ですから切ってください」と言うので、
電源を入れ直してみる。
すると再起動後にまた更新を始めようとする。
また、止まる。
おいおい。
とにかく更新画面はなんとかキャンセルできたので、
ゲームで遊んでみる。
Wiiスポーツ。
タイミングを合わせてリモコンを振ればいいらしい。
やってみた。
あきた。
もういい。
一人でやるもんじゃないな。
友だちがきたときにみんなでワイワイやるようなもんで、
一人でやっても何も面白くない。
まあ、プレイステーション3よりはずっとましだけど。
ネット関連の機能は、
けっきょく無線LAN接続が不安定で試すことができず。
せっかく買ってきたWiiだけど、
うちではぜんぜん役に立たない。
まあいいや。
任天堂の社長のスピーチ。
http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2006/speech/japanese.html
「 現在、家の中には、ゲームをプレイする人としない人が明確に分かれています。私達はこの状況をWiiで変え、 これらの人々の間にある壁を壊して行きたいと思っています。」
Wii(ついでにPS3)を買ってきて再確認したのは、
「ゲームなんて時間のムダでしかない」
「ゲームよりも面白いことはいくらでもある」
という事実。
直感的に扱えるコントローラとか斬新なコンセプトのゲームとか、
けっこう枝葉の問題にすぎなくって、
ゲームをやらないのはその人の価値観や人生観みたいなもので、
どんな工夫をしてもゲームをしない人はしない。
壁は壊れない。
かなりWiiには期待していて、
自分の考え方を変えてくれるのではないかと楽しみにしていましたが、
結局、そうはなりませんでした。
投稿者 yasu : 16:39 | コメント (1) | トラックバック
1999年、うちに常時接続がやってきたころの話。電話代が1万円も安くなった
《カテゴリー:ネットワーク》
先日、7年前の無線LANアクセスポイントの思い出話を書きましたが、
その中の写真に「本日の通信料金 1,860円」という文字が。
http://www.center-left.com/blog/archives/2006/11/lan1999.html
実際に一日2,000円近く払っていたわけではなく、
1分10円のプロバイダ接続料&3分10円のNTT電話料金をつみあげると、
その金額になるという話です。
実際はプロバイダは定額制で上限が決まっているので、
ここまでの金額を払っていたわけではありません。
しかし、今から考えるとインターネットにかける通信費が、
今の何倍もかかっていたのは事実です。
自営業なので当時の帳簿をひっぱりだしてきました。
1999年のNTT電話代です。
1月 13,765
2月 14,164
3月 16,254
4月 12,904
5月 11,560
6月 11,560
7月 12,400
8月 18,101
9月 18,909
10月 16,747
11月 15,267
12月 5,816
多い月は18,909円。
この他にプロバイダの接続料として月3,045円を支出しています。
それが12月にはいきなり1万円以上も安い5,816円に。
そう、1999年12月にうちも常時接続になったのです。
この後も電話代が6,000円前後で推移していることを考えれば、
インターネット接続に投じた電話代が多いときは1万円を超え、
プロバイダ接続料を加えると13,000円前後だったことが分かります。
当時はこれでも使うのをひかえていた覚えが。
調べ物やメールはなるべくまとめてするように心がけていました。
だってメールボックスを一回チェックするだけで10円かかるわけだし。
ネット接続の電話代が月8,000円だと仮定すれば、
一か月の接続時間が66.6時間。
(タイムプラスを契約していたので5分10円で計算)
実際は接続が細切れなのでこれより短い時間であり、
1日2時間程度の利用です。
まあ、仕事で使ってたらそれくらいにはなるでしょう。
当時加入したのは地元のケーブルテレビのインターネットサービス。
東京都北区の「北ケーブルTV」です。
1999年春にネットサービスを開始したので、
すぐに申し込みをしたのですが、
うちの近くに幹線が通っていないということで、
工事が行われたのは結局12月に入ってから。
東京めたりっくがADSLサービスを開始したのが2000年1月ですから、
けっこう待たされたとはいえ、
世間一般からすれば早くから常時接続を導入していたわけです。
常時接続が普及し始めたのは2001年8月にYahoo! BBがスタートしてから。
北ケーブルTVの値段はCATVのチャンネルパックを合わせて月8,925円。
たしか単独でネットサービスを申し込むと月6,000円で、
CATVのテレビも一緒に申し込むと1,000円割引になったと記憶しています。
接続料が何千円も安くなっただけでなく、
通信速度は格段に速くなり、
しかも時間を気にせずに使うことができる。
当時は涙が出るほど感激した覚えがあります。
スピードは1.5Mbpsだったかな?
こういうときに役に立つのがWebArchiveです。
http://web.archive.org/
過去のウェブサイトを保存してくれているもので、
URLと日付を指定するとその時点でのウェブサイトが見られます。
北ケーブルTVの2000年3月時点のウェブサイトを見てみると…
http://web.archive.org/web/20000304082051/www.kitanet.ne.jp/service/pasocon.html
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~パソコン接続コース~
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なんと256Kbpsでした。
それでも64Kbpsに比べると4倍にスピードアップ。
その後、他区への引っ越しに伴ってADSLに切り替え、
さらに昨年、一戸建ての購入と同時に光ファイバを導入。
ネットのコストはほぼ変わらずに100Mbpsという高速で常時通信が可能に。
今から振り返ってみると、
この10年で一般家庭の通信環境が激変したことが分かります。
