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これ以上、ノイズを増やすべきではない。PLC(電力線通信)によって失われるものはあまりにも大きい

《2006年11月30日》 《カテゴリー:ネットワーク

またぞろJ-CASTに脳天気なニュースが掲載された。
PLC(電力線通信)が日本でも解禁されたという話。
家庭内ネットワーク本命が日本でもスタート

「実際に使うには、通信事業者との契約が必要」
のくだりは意味がよく分からない。
きっとネットの知識がない人が、
松下に言われたままに書いたのだろう。
(そう誤解されても仕方ない)

PLCは以前にもこのブログで書いたことがあり、
その道に詳しい人からコメントをいただいて、
いろいろ調べたりもしたが、
問題点が次々に浮き上がってくる。

要約すれば、
ノイズを大量にまき散らすために弊害があまりに大きい。
しかも通信速度はまったく上がらないために、
大きな犠牲を払うだけのメリットはない。
無線LANの方がよっぽどまとも。

分かりやすくすればこういう話だろう。

むかしむかし、あるところに、
きれいな水がわき出る泉がありました。
みんなその水を大切に分け合って利用していました。
しかし、交通の便がいいことに目を付けたゼネコンが、
その泉の近くにゴルフ場を作ることを考えました。
ゴルフ場ができると、もれだした農薬のために、
せっかくのおいしい水が飲めなくなってしまいます。
みんなゴルフ場に反対しました。
しかし、ゼネコンは政府に働きかけて、
環境基準を改悪させてしまいました。
少々の農薬は健康に影響がないとのことです。
大反対の中でゴルフ場の建設が始まりました。
みんなが心配したとおり、
泉には農薬が流れ込んで汚れきってしまいました。
それでもゴルフ場ができて、
みんなが幸せになれればよかったのですが、
あまりお客さんが集まらなかったために、
ゴルフ場を閉める話が持ち上がっています。
けっきょく、残ったのは汚れた泉だけでした。

これ以上、無駄にノイズを増やすべきではない。

PLCの問題点はこちらのリンクもご覧ください。
http://nonomura.iza.ne.jp/blog/

投稿者 yasu : 2006年11月30日 02:52

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