話題のPLC(電力線通信)はノイズに弱い! 携帯電話の充電器で通信速度が大幅低下!!
《2006年11月24日》 《カテゴリー:ネットワーク》
日経BPの「ITpro」でPLC(電力線通信)モデムのレポートが掲載されています。
日経パソコンの中の人が実際に自宅でPLCモデムを使用し、
いろいろ条件を変えながら実測値を出しています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061116/254009/?ST=network&P=1
松下のPLCモデム、理想環境での最大速度が55Mbps(TCP)とのことですが、
実際に2台のモデムを同じテーブルタップにつないでも31.2Mbps。
2台を別の部屋につないでコンセントに携帯の充電器をさすと11.9Mbps。
無線LANに比べても明らかに見劣りするパフォーマンス。
これではSD画質のビデオも安定して送信できるかどうか?
デジタルテレビをコンセントにつなぐだけで、
HD画質のビデオオンデマンドなんてサービスは夢のまた夢となりそう。
なんでもPLCは携帯電話の充電器と相性が最高に悪いらしいです。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060915/248231/
充電器のインピーダンスが低いために、
本来はPLCモデムに行くべき信号が充電器の方へ流れてしまうとか。
インピーダンスが低いのは携帯電話の充電器だけ?
もしかすると他にもぼろぼろと相性が悪い機器が出てきそうな気も。
さらに端末の台数が増えたときにどうなるのかも不明です。
ITproの記事では2台のPLCモデムでしたが、
パソコンやテレビ、レコーダなど多くの機器をつなぎ、
それぞれがデータのやりとりを始めたときにどうなるのか?
おそらくPLCは制御だけに使われ、
ストリーミングなどデータ量が大きいものは、
従来通りに有線LANや無線LANを使うしかないのでは。
スピードが出ない原因の一つに、
アマチュア無線や短波ラジオ、電波天文観測などとの干渉を避けるため、
特定の帯域が利用できなかったり出力をしぼっていることがあるようです。
3~20MHzの間をPLCは使っていますが、
この帯域はすでにさまざまな目的で使われています。
しかし、果たしてアマチュア無線や短波ラジオが今の時代に必要なのか。
既得権益のようにこれらの帯域が使われていますが、
新しい目的のためにこれらの帯域を開放するという考え方もあるはず。
「IT革命」とか言うのであれば国策として電波の整理をすべきだと思います。
「アナアナ変換」よりはずっと簡単だろうし。
反対に、
ノイズをまきちらすようなPLCという技術に固執する必要があるのか。
無線LANなど他の技術開発にもっと力をさくべきだ。
という考え方もあると思います。
投稿者 yasu : 2006年11月24日 01:48
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日経PC Onlineに検証が載っていました。
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