新しく買ったHDDのベンチマークをとってみた。同じ容量のHDDでも約15%の差がある!
《2006年11月22日》 《カテゴリー:デジタルグッズ》
作業中の不注意からSerialATA HDDのコネクタを追ってしまうという事故。
http://www.center-left.com/blog/archives/2006/11/ata_hdd.html
仕方なく新しいHDDを買ってくることになりましたが、
選んだのはWestern Digitalの「WD3200KS」でした。
何しろ突然のできごとだったので、
ショップに急行してその場で何を買うか決めるしかありません。
容量は現在もっともコストパフォーマンスが高い320GB。
メインマシンでは2台目のHDDとして、
Seagateの「Barracuda7200.10」を使っているので、
それとは違うものを試してみようとWestern Digitalにしてみました。
「WD3200KS」と「Barracuda7200.10」の2つ。
両方とも16MBキャッシュで7200rpm、SATA2対応というスペックであり、
値段もほぼ同じレベルです。
HD
Tachというソフトを使って、
読み出し性能の違いを計測してみました。
その結果が下の写真です。
まず、新しく買ってきた「WD3200KS」。
平均読み込み速度が56.9MB/s。
アクセスタイムが13.2ms。
元から使っていた「Barracuda7200.10」。
平均読み込み速度が65.8MB/s。
アクセスタイムが13.5ms。
なんとBarracuda7200.10の方が約15%も高速だという結果に。
アクセスタイムはWD3200KSがはやいと予想していましたが、
両者ともほとんど差が見られませんでした。
Barracuda7200.10は一般向けの3.5型HDDとしては、
初めて垂直磁気記録を採用したもので、
プラッタ容量は160GB。
おそらく現時点では記録密度がトップレベルにあります。
読み込みが速いのはそのためでしょう。
WD3200KSのプラッタ枚数は未公開でよく分かりません。
おそらく3枚だと思いますが、
プラッタ枚数って調べられるんですかねえ。
最近のHDDはCHSを見ても分からないし。
とにかくBarracuda7200.10に比べると記録密度が低い分だけ、
読み込みの速度はやや遅くなっています。
とはいっても、
ここで計測しているのはシーケンシャルリードであり、
実際の場面では連続したセクタから順にデータを読み出すことはなく、
それほど2台のHDDで大きな違いを感じることはなさそう。
ちなみにUSBメモリもHD Tachで計測してみました。
高速さで定評があるバッファローの「RUF2-R4G」の場合、
平均読み出し速度は29.0MB/sと遅いのですが、
アクセスタイムは0.6msとまさに桁違いの速さ。
WindowsVistaがフラッシュをキャッシュに使うというアイディアもうなずけます。
また、HDDは内周へ行くほど速度が低下しますが、
フラッシュは全域とも安定して同じ速度が出ます(当たり前)。
新しいHDDの感想ですが、
スピードはやや劣るものの、
発熱が小さいのでよろこんでいます。
Barracuda7200.10と同じ条件で動かしているのに、
WD3200KSの温度が5~6度は低いという結果です。
実際に手で触れてみても違いが明らかに分かるほど。
以前から「SeagateのHDDは発熱が大きい」と言われていましたが、
まさにその通りというかんじ。
果たして耐久性はどうなのか?
一方のWestern Digitalは発熱が小さいためか、
外付けHDDやNASの中身として使われているのをよく見かけます。
そんなところでもちょっと安心感があります。
今でも考えるのが、
2台を同じモデルでそろえた方がよかったかな、ということ。
片方のコントローラがお亡くなりになっても、
もう一方のコントローラを移植してデータを取り出せます。
しかし、同じロットの場合、
片方が死亡すると同じタイミングでもう一方も死ぬ可能性が高いのも事実。
HDD選びは何かと難しいものです。
投稿者 yasu : 2006年11月22日 19:40
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